菊陽町は、TSMCの進出を機に大きく変貌を遂げつつあります。工場建設に伴い関連企業が次々と進出し、この地域の交通量は以前の1.5倍以上に増加しました。
私たちが担当した県道の拡幅工事は、まさにこの変化に対応するための重要なプロジェクトでした。現場は通勤・通学路でもある生活道路。工事を進めながらも、地域の皆さまの日常を止めるわけにはいきません。
地域との対話から始まった工事
着工前、私たちは近隣の自治会向けに説明会を3回開催しました。工事の内容、期間、交通規制のスケジュールを丁寧に説明し、住民の方々からのご意見を工程に反映。「通学時間帯は工事車両を止めてほしい」というご要望を受け、工事時間を調整しました。
技術チームの挑戦
現場監督の田中(入社12年目)は、この工事を「自分のキャリアの中でもっとも段取りに気を使った現場」と振り返ります。片側交互通行を維持しながらの施工は、一つのミスが大渋滞を引き起こす緊張感の連続でした。
ベテラン職人と若手のチームワークで、アスファルト舗装の品質を確保しながら、当初の工期より2週間前倒しで完了。地域の皆さまから「きれいな道になった」とのお声をいただきました。
地域の未来を支える仕事
完成した道路は、今日も多くの車が行き交っています。半導体の街として発展する菊陽町の暮らしを、私たちの技術が支えている。その実感が、次の現場への原動力になっています。