令和6年夏、記録的な豪雨が玉名市を襲いました。増水した河川は護岸を削り取り、周辺の農地や住宅地に被害をもたらしました。
災害復旧工事の要請を受けたのは、まだ泥水が引ききらない時期。一日でも早い復旧が求められる中、現場調査から施工計画の策定まで、通常の半分以下の期間で着手しました。
安全と品質の両立
河川内での作業は、常に増水のリスクと隣り合わせです。現場責任者の中村(入社18年目)は、毎朝の天気予報チェックと上流の水位監視を欠かしませんでした。
「安全に撤退できる体制を常に確保しながら、一つ一つの工程を確実に進める。災害復旧は急ぎたい気持ちとの戦いですが、品質を落としたら意味がない」と中村は語ります。
若手の成長の場に
この現場では、入社2年目の若手社員2名が中村のもとで経験を積みました。教科書では学べない現場の判断力、天候を読む力、そして地域のために働く使命感。災害復旧という過酷な環境が、彼らを大きく成長させました。
守り続ける使命
約4ヶ月の工期を経て、護岸は以前より強固な構造で復旧。流域の安全が確保されました。
自然災害はいつ起きるかわかりません。しかし、その時に地域を守れる技術と人材を持っていること。それが地場建設会社としての私たちの誇りであり、使命です。